おはこんにちこんばんは!kyellyことK-5です。
久々に更新します。行進しなかったのは単に面倒だったからです。あな番も終わっちゃったしね、、、。
新しい日テレ日曜ドラマ「日本ノワール」もざわつく日曜日ということで、一応見てます。あな番の方がドキドキ感あったかなーと思うけど、こっちの方もブログ書こうと思います。
さて。みなさん台風は大丈夫でしたか??
僕のいる文京区は、一時は河川が増水したものの、被害なく終わりました。
なんとなくだけど、東京絶対結界張ってあるだろ、、、
でも、雨のお陰で外に出られないわけで。読書が進むわけで。
今回は最近読んだ本の中で、おすすめを紹介します!
簡単なあらすじ・・・
推理作家である香月史郎は、心に傷を負った少女、城塚翡翠に出会う。彼女はなんと、霊視(=幽霊を見ることができる能力)の持ち主だった!証拠にならない翡翠の霊視を、推理作家香月史郎が論理に組み立てて解決する!
・・・いや、これは帯がずるい。「すべてが伏線」て。買うしかないやん。
本屋で見て、ひとめぼれ。ついでに買ったのはサイン本。やったぜ。
この本の魅力は、ストーリーやトリック、どんでん返しは言わずもがな、霊媒探偵城塚翡翠のキャラクター性にあります。読み終わった後は「ひすいさま~」と呼びたくなっちゃいますね。
「最近おすすめの本ない~?」と聞かれたら、迷わず僕はこの本を勧めます。
面白さは、、、
10点満点中8点!!
これは高得点ですよ。みなさん、ぜひ読んでみてください!!
↓↓↓ここからネタバレあり!未読の方は注意↓↓↓
いいですか。ネタバレしますよ。
帰るなら今です。ブラウザバック。
いいですか。
最大級のネタバレしますよ。
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後悔しないでくださいね。
この本の面白いトリックは2段構えでしたね!
まずは1個目、作中の「インタールード」で語っていた殺人犯の独白は、なんと香月史郎のものだった、という点ですね。でもでも、これくらいはミステリー愛好家の僕ですから、途中で気付きました。
それよりも面白い、やられた、と思ったのは、やはり城塚翡翠様の詐欺演技ですよね!!
霊媒師は嘘!霊視も嘘!推理小説嫌いなんて嘘!か弱いなんて嘘!嘘まみれの傲慢女!
最高級に魅力的ですよね。このくらいインパクトある方が、昨今の探偵役として食われなくていいと思います。
「全てが伏線」というのは流石に誇大広告だと思いますが、読み直してみるとこれはすごい。各章の最後に「Iced coffee」「Grimoire」「Scarf」という単語が示され、それで終わっています。
読み終わった方ならもうお分かりですよね。そうです。これらは
作中で話題になりながらも、推理では無視されていた謎
ですよね。そしてこれらが
城塚翡翠が一瞬で犯人を導く最大の証拠
になったんですよね。
話の作りがめちゃくちゃうまいと思います。同じ犯人を見つけるのに、推理が一つとは限らない。いやー、脱帽ですよ、本当に。
せっかくワトソン役が見つかったのに、ワトソン役にできなかった翡翠様。
早くも次巻が楽しみですが、もう同じ手は使えないよね、、、、。
何はともあれ、次回作、期待してます!